クレンジングバームとは?オイルとの違いについて

最終更新日 2024年5月1日 by rosska

「クレンジングバームの特徴が知りたい」
「クレンジングバームとオイルの違いは?」
「クレンジングバームの使い方が分からない」

クレンジングバームはオイルを固形状にしたもので、使う時に手のひらで溶かして使用するのが特徴です。
クレンジングオイルの洗浄力が5だとすれば、このバームは4くらいのイメージとなるでしょう。
当然のことながら使用感にも違いがあって、油を塗る感覚のオイルに対し、比較的サラッとした感覚が得られるのが魅力の1つです。
またメイクを落とすのに十分な効果があるにも関わらず、適度に潤いを残すことができます。

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肌に負担を掛けにくい使用感

つまり、肌に負担を掛けにくい使用感なので、肌質に不安がある人にとっても使いやすいといえます。
一度溶かさなければいけないのは確かに手間ですが、1回あたりの所要時間はせいぜい数分なので、余程忙しい時でもなければそれほど問題にはならないはずです。
そもそも、クレンジングは忙しい朝ではなく、これからプライベートタイムという夜に行うケースが殆どです。
時間的にも気持ち的にも余裕がある時に使うものですから、実際のところはクレンジングオイルと比べて手間に感じることは少ないでしょう。
クレンジングにはリキッドタイプもありますが、こちらはサラサラとした使用感ながらも、洗浄力はオイルに近いです。

クレンジングバームはオイルとリキッドの中間あたり

クレンジングバームはオイルとリキッドの中間あたりなので、洗浄力を少し弱めたい場合に適しています。
最近は水クレンジングというものもありますが、洗浄力はかなり落ちますから、メイクをしっかり落としたい時にはあまり向かないです。
ジェルタイプやミルクタイプも洗浄力はマイルドな傾向なので、物足りなさを覚えることがあっても不思議ではないでしょう。
実はクレンジングシートも同等ですが、毛穴の奥まで綺麗に取り除けるかといえば何ともいえないです。
それとゴシゴシ擦ると肌が摩擦で傷んでしまいますから、使い方に注意が必要なタイプです。
クリームタイプのクレンジングは更に洗浄力が弱いので、敏感肌や乾燥肌なら良いですが、脂性肌だとメイクが残る可能性があります。

使い方次第で皮脂を過剰に取らずに済む

改めて確認すると、クレンジングバームは使い方に特徴があって、洗浄力はオイルやリキッドタイプに次ぐ位置づけになっていることが分かります。
多くの人にとってバランスが良いともいえますから、興味を持ったら挑戦してみることをおすすめします。
魅力に感じるポイントを挙げるとしたらそれはテクスチャで、使い方次第で皮脂を過剰に取らずに済みます。
サラッとしていたり少し粒感が残る製品もありますが、このようにテクスチャに幅があるので自分好みの製品を探して選べます。

クレンジングバームの使い方は簡単

クレンジングバームの使い方は簡単で、スパチュラなどの道具を使って容器から使う分をすくい、手のひらに乗せて温めます。
スパチュラを使う理由は、指ですくうと溶け出してしまい、すくいにくいことにあります。
また、次回以降の使用に支障が出るおそれがあるので、スパチュラがないとしても指では決してすくわないように注意です。
ヘラのようなものがあれば代用できますから、スパチュラがなくても代わりのものがあれば大丈夫です。

クレンジングバームを使用する上でのコツ

クレンジングバームを使用する上でのコツは、乾いている肌に溶かしたものを乗せて、馴染ませながらメイクを乳化させることです。
肌が乾いていないと上手く馴染まなかったり、弾かれてしまうこともありますから、汗を掻いている場合は必ず拭き取ってから使用しましょう。
勿論、手のひらも乾いている状態が望ましいですが、そこにスプーン大くらいを1~2杯すくって手のひらに乗せます。
両手のひらで包むようにしながら温めると、体温で溶け出して透明なオイル状に変化します。
それを顔全体に塗りひろげていくわけですが、一箇所に沢山塗るのではなく、広範囲にまんべんなく塗るイメージで肌に乗せるのがコツです。

クレンジングバームは入浴時に使用するのがおすすめ

顔全体に行き渡ったら次は指先で円を描くように馴染ませていきます。
馴染み始めると色が変わってくるので、白っぽく変化して乳化したらぬるま湯で洗い流します。
馴染ませる時は指を強く擦りつけないこと、軽く触れるようにしながら小さい円を描くのがポイントです。
クレンジングバームは、毛穴が開いている状態の方が馴染みやすく乳化が早いので、入浴時に使用するのがおすすめです。
鼻のように皮脂の分泌が多くて毛穴が開きやすいところは、メイク落としの洗顔時以外でも使用できます。
使い過ぎは皮脂の取り過ぎになるので注意が必要ですが、皮脂による毛穴に対するケアとしては有用です。
馴染ませから乳化を含む洗顔までの工程はなるべく短時間が望ましく、時間を掛けずに洗い流すのが正解となります。

まとめ

時間を掛けると大切な皮脂まで落としてしまうので、時間は短ければ短いほど好ましいです。
洗顔後は速やかに水滴を拭き取って化粧水を使い、水分補給をして乾燥を防ぐ後工程に進みます。
一見すると難しそうですが、手のひらにすくって溶かして使う点を除けば、クレンジングオイルとそう大きくは違わないです。
違いといえば肌に感じる使用感が異なるので、試しに使ってみるとそれが気に入る可能性があります。